リディア・コーが今季3勝目 笹生優花は4位「良い一日だった」
◇米国女子◇クローガー・クイーンシティ選手権 最終日(22日)◇TPCリバーベンド(オハイオ州)◇6705yd(パー72) 【画像】引退を表明したアン・シネ 2位から出たリディア・コー(ニュージーランド)が1イーグル、7バーディの「63」をマークし、2打差を逆転する通算23アンダーで今季3勝目を飾った。後続に5打差をつける完勝で、8月下旬のメジャー最終戦「AIG女子オープン(全英女子)」に続く出場大会2連勝を遂げた。ツアー通算22勝目。 通算18アンダーの2位に、単独首位から2打のリードを守り切れなかったアタヤ・ティティクル(タイ)。通算17アンダーの3位にユ・ヘラン(韓国)。通算16アンダーの4位に笹生優花が続いた。
笹生は19位から1イーグル7バーディ、1ダブルボギーで回り、第2ラウンドと同じ「65」で再びの急浮上。4試合ぶりに予選を通過した一戦で、6月「全米女子オープン」を制して以来となる今季3回目のトップ10フィニッシュを決めた。「全体的に安定していたし、パットも入ってくれたので良い一日だった」と最終日のプレーを評価。「もう少しティショットが安定したらと思う」と課題も挙げつつ、「シーズンの中でも好きな試合」と話す次週の3日間大会「NW アーカンソー選手権」(アーカンソー州ピナクルCC)に乗り込む。 通算7アンダーの39位に、47位から連日の「69」でプレーした西郷真央。通算3アンダーの61位に、ともに「70」で回った畑岡奈紗と勝みなみ、「72」の渋野日向子が並んだ。