寒気の影響などで日本海側や関東では雲が多い空模様に 局地的に落雷や竜巻などの激しい突風に注意 台風22号は南シナ海へ【全般台風情報・今後の雨風シミュレーション・5日午前11時更新】
5日は上空の寒気の影響などで、日本海側や関東で雲が広がり、くもりや雨のぐずついた空模様となりそうです。今後はさらに強い寒気が流れ込んで、北海道では7日(木)にかけて平地でも積雪となる所がありそうです。 【画像】台風22号の進路予想と雨風シミュレーション(3時間ごと) 日本付近は上空の寒気や低気圧などの影響で大気の状態が不安定となっているところがあります。 北日本から東日本では5日は強風や高波、落雷や突風、ひょう、急な強い雨に注意が必要です。また、西日本の日本海側では6日にかけて、東日本の日本海側では6日は、落雷や突風、ひょうや強い雨のほか、局地的に竜巻などの激しい突風にも注意してください。 また7日は、一時的に“西高東低”の冬型の気圧配置となる見込みです。北日本には強い寒気が流れ込んで、北日本の日本海側を中心に雪が降り、北海道では平地でも積雪となる所がある見込みです。積雪や路面凍結による交通障害に注意してください。 次の土日は太平洋側で雲が広がり、雨となる所もありそうです。今後の気象情報に注意してお過ごしください。 ■台風22号はフィリピンの東から南シナ海へ 一方、フィリピンの東の海上にある強い台風22号は、5日午前9時現在、1時間に30キロの速さで暴風域を伴いながら西北西に進んでいます。中心気圧は980ヘクトパスカル、最大瞬間風速は50メートルとなっています。 今後、さらに勢力を強めながら西に進んで、9日午前9時には南シナ海へと進む見込みです。沖縄など南西諸島周辺では今後、台風22号から流れ込む暖かく湿った空気の影響を受ける見込みです。強風やうねりを伴った高波に注意が必要です。 ■今後の台風22号の進路予想 ▽5日(火)午後9時の予報 存在地域…フィリピンの東 予報円の中心…北緯17度40分 (17.7度)、東経125度55分 (125.9度) 進行方向、速さ…北西 20km/h (11kt) 中心気圧…975hPa 中心付近の最大風速…35m/s (70kt) 最大瞬間風速…50m/s (100kt)