子どもの草サッカー大会は12月に 模索続く夏の回避 冷涼地開催も
熱中症のリスクが高い7、8月は大会を避けよう――。サッカーの小学生世代ではそんな抜本的な対策が始まっている。 【写真】昨年までは8月に開催されてきた全国少年少女草サッカー大会。今年は12月に日程が変更された 毎年8月に静岡市で開かれてきた全国少年少女草サッカー大会は、今年から12月に日程が移される。大会は日本サッカー協会、静岡県サッカー協会、静岡市、清水サッカー協会、静岡サッカー協会の主催で、朝日新聞社共催。 大会は1987年、当時の清水市に全国255チームが集って始まった。地元の少年団が参加チームをもてなして交流し、中学生や高校生が記録員や審判を務め、チームに携わる大人たちが運営を担ってきた。参加チームにとっても地域で支える人々にとっても、思い出づくりを含め、夏休みはいい時期だった。
朝日新聞社