【マリーゴールド】青野未来、高橋奈七永との ”パッション” 対決でドロー!「私は奈七永を超えるから、まだまだ辞めないでください!」
8月31日から全9大会開催されたマリーゴールド初のシングルリーグ戦「DREAM☆STAR GP2024」は、9月28日名古屋国際会議場にて最終戦を迎えた。 この日の目玉カードのひとつ、STARブロックの青野未来(3勝1敗2分8点) と高橋奈七永(4勝1敗1分9点)の対決。 9月23日後楽園大会、桜井麻衣戦後の青野が「(次は)奈七永ー!」とマイクで呼び出し。リングインした奈七永に向かって「高橋奈七永と初めてリングで当たる。私はすごくすごく楽しみにしてた。そして私にも、熱い、熱いパッションがあるから!高橋奈七永から勝つ!」と高らかに勝利を宣言。 キャリア29年目の奈七永は「お前がよ、パッションを語るのは1億万年早いんだよ!パッション!パッション!」と会場を煽る。 青野も負けじと「パッション!パッション!」と叫び返すと、奈七永は「面白いなお前な。ただの優等生ヅラじゃねーんだな!名古屋でもっともっとお前の顔をけちょんけちょんにして、“パッション色” に染めてやるよ!」と青野の心意気を買う。 青野は「私がお前の顔をけちょんけちょんにして、青野未来で染めてやるよ!」と張り合った。
試合は「お願いします!」と青野が手を差し出し、奈七永と握手。序盤から奈七永がジャーマン・スープレックスで勢いをつける。パワーで押していくが、青野もハイキックで対抗。場外でも激しいエルボーとキックでやり合う。 奈七永は青野の右足を変形膝固めとキックで追い込む。奈七永が優勢に進むが、青野もドラゴン・スリーパーで奈七永の両肩を攻める。勢いのまま青野はコーナーに登るが、奈七永から雪崩式ブレーンバスター、ドラゴン・スクリューを受けて足4の字固め。悶絶する青野だが、残り2分、耐えて立ち上がる。 奈七永がバックドロップで投げれば青野もバックドロップ、奈七永がラリアットを放てば青野もラリアットで返す。青野が奈七永にダブルアーム・スープレックス・ホールド、だがレフェリーがカウント2を叩いたところで、時間切れ引き分けとなり試合終了。ゴングが鳴っても、気持ちがおさまらない2人のビンタが続いた。 試合後、奈七永は「マリーゴールド初めてのリーグ戦、1ヶ月駆け抜けて、最終戦。青野未来、正真正銘リングで会うのは ”初めまして”。タッグ組んだこともなければ対戦したこともない。チャンピオンなんだよね?おいお前、それでチャンピオンって胸張って言えんのか?…って言って私も、引き分けになっちゃってるから偉そうなこと言えないけど。私が生きてるうちに、パッションしてるうちに、何度でもプロレス教えてやりましょう。」とマリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル王座を持つ青野に喝。