ダイハツ、工場再開見通せず リコール検討は最大32万台
認証不正により3車種の型式指定が取り消される見通しとなったダイハツ工業は17日、記者説明会をオンラインで開催し、国内生産の再開時期は見通せないと明らかにした。現在は1月末までとしている工場停止は延長するとみられる。国土交通省からリコール検討を指導された2車種の対象は計約32万台だと説明した。 【グラフ】ダイハツ不正、背景に人員削減
広報担当者は「国交省の基準適合性を確認しているので現時点で再開を見通せる立場にない」と述べた。仕入れ先部品メーカーに対しても、今月15日に開催した説明会で通知したという。 国交省は16日、道路運送車両法に基づきグランマックスなど商用車3車種の型式指定を取り消す方針を明らかにした。