男性は「平均39,081円」サラリーマンのお小遣い事情…物価高でも「前年比減少」の世知辛い現実
「資産10億円」の考えてみれば「当たり前の事実」
どんな種類のものであれ、投資セミナーには参加したことはあるだろうか。 投資に興味がある人は必ずといってよいほど参加を促されるセミナー。多くの場合は無料で開かれている。冷やかし半分で行ってみたり、購入前提で参加したり、理由は様々あると思うが、もし今後視聴する際には以下の点に気をつけてほしい。 ●表面利回りと実質利回り(諸経費を差し引いた利回り)をどちらもしっかり説明しているか ●セミナー配布資料に明らかな無断転載はないか(データの出典を明記しているか) ●コロナ以前の市況データをもとに話していないか 相手は「商品を買わせるプロ」だ。聴講者が疑いにかかっていることは重々承知だろう。その上で「買わせる」ことを生業としているのだから、営業トークは抜群に上手いケースも多い。たとえばの話、1棟10億円の物件を買ったとしよう。実態は借金だらけの空室まみれだったとしても「資産10億円」と宣うことは可能なのだ。
「そんなに儲かるなら自分でやらないんですか?」
「何を言っているか」も当然大切だが、「何を言っていないか」が投資のシーンでは重要だ。まともな投資会社であったら、リスクもあることを説明した上でセミナー資料をもとに講習会をするだろう。いきなり参照元不明なデータを出してきたり、コロナ前の好景気を大前提にして「この商品だとこんな儲かります!」と伝え続けていたりしたら要注意である。 そんなときは思い切って「そんなに儲かるなら自分でやらないんですか?」と聞いてみるのもよいかもしれない。うまく切り返せないのなら、やはり何かしらのリスクが潜んでいるに違いない。 加熱する投資ブーム。「楽さ」や「安心」を謳う会社は多いが、そもそも勉強しかり、仕事しかり、「初心者でも簡単!」だったことはあるだろうか。一方的に与えられる情報には、十分気をつけていきたい。
THE GOLD ONLINE編集部
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