ロングコートダディ

10月12日（土）に生放送される「キングオブコント2024」（TBS系）のファイナリスト10組が東京・TBS内で囲み取材に応じた。今回はロングコートダディのコメントを紹介する。 【画像】cacao（他9件） ロングコートダディは2年ぶり3回目のKOC決勝進出。今年のファイナリストは、cacao、コットン、シティホテル3号室、ダンビラムーチョ、ニッポンの社長、ファイヤーサンダー、や団、ラブレターズ、隣人、ロングコートダディの10組だ。 ■ ロングコートダディ コメント ──決勝進出した今の心境は？ 兎：ようやく実感してきました。あまり実感してなかったんですけど……ちょっと実感してきましたね。今は「ファイナリストになったのかも」くらいです。でも喜びが込み上がってきているのを自分でも実感しています。 堂前：僕はだいぶ実感し終わりました。 兎：もう終わってる？ 堂前：うん。 兎：ちょっとズレが生じてしまいました。 堂前：うれしいで。実感したら。 兎：あ、本当？ 下手したら寝てるときに実感してしまうかもしれん。そしたらあまり喜びを感じられないよな。実感が寝てる時間とぶつかっちゃったら損ですよね。 堂前：実感するまで起きておいたほうがいいかもしれない。 ──寝てるときに実感していたら、起きたときにわかるものなのでしょうか？ 兎：わかるんじゃないですか？ 寝汗の量とかで。ファイナリストですから、寝汗も出るでしょう。“実感汗”が。 ──この1年間でパワーアップした点を教えてください。 堂前：去年はズル休みしたので……。 兎：俺の体調不良で準決勝を欠場したのであって、ズル休みではないです。 堂前：その分、エネルギーは溜まってると思います。 兎：僕はズボラだったんですけど、スキンケアをちゃんとやるようになりました。そこから本当に調子がよくて。お肌の調子がいいと気分も乗ってくるじゃないですか。アゲ気味でいろいろなことができるのでうまくいくことが多いです。笑いはお肌。 ──過去2回の決勝と心境は違いますか？ 堂前：1回目は自分たちの好きなコントをただやる「衝動」。2回目はどういうネタがハマるのかを研究して挑んだので「順応」。3回目の今年は「ウキウキムッキムキランド」。 兎：だいぶテイストが変わったねえ。 堂前：すごく楽しい。「ウキウキムッキムキランド」。 兎：3回目も熟語でくるのかと思った。 ──兎さんはいかがですか？ 兎：1回目は憧れの舞台だったので「念願」。2回目は前の年が決勝いけなかったので「復帰」。去年は僕が体調を崩して悔しい思いをして、今年はそれを経ての3回目ということで……「イエーイ。元気だ。ワッショイワッショイ。そこのけそこのけ、おいらが通る」。 ──お二人とも喜びが強いということですか？ 兎：違います。ちゃんと聞いてください。「イエーイ。元気だ。ワッショイワッショイ。そこのけそこのけ、おいらが通る」です。 ──今年の決勝での目標は？ 堂前：（小さい声で）決勝のメンバーがだいぶ顔見知りになってきて。うーん、手の内もわかって……なんか、まぁ、獲れそうな気がします。 兎：くれぇな、急に。なんかくれぇよ。ウキウキムッキムキはどこいったんだよ。 堂前：すいません。でも楽しくやりたいです。好きな感じの2本が揃ったので、本当にウキウキムッキムキという感じです。すでに例年より楽しい。 兎：僕もずっと楽しいです。準決勝も「早くネタをやりたい」という心境でした。なんていうんですかね、いい意味でラッキースケベ的な。エロいことはないんですけど、楽しくてウハウハしてたら決勝いけちゃったみたいな。去年はアンラッキープラトニックだったので。 ──準決勝の手応えはいかがでしたか？ 堂前：今までで一番よかったです。今までの人生で。 兎：手応えと名のつくものの中で一番よかったかもしれないです。 堂前：「キングオブ手応え」だったら優勝だと思います。 兎：「T-1」。楽しんでやれた分、100点以上のパフォーマンスができました。パフォーマンス面でもラッキースケベだったんじゃないでしょうか。 ──楽しもうという意識はしていた？ 兎：いや、意識してたら「意識的スケベ」じゃないすか。ラッキースケベなんですよ。 堂前：優勝できたらそれが一番のラッキースケベだと思うんですけど、優勝できなくても褒められる大会でもあるので、とにかくコントを見てもらいたいという思いが強いです。 ──隣人さんが「お世話になったロングコートダディさんと一緒に決勝にいけるのがうれしい」と言っていましたが、それについてはいかがですか？ 堂前：僕も普通にうれしいです。うれしい。……うれしさ。……うれしい。……うれしさ。……うれしい。 兎：ん？ 堂前：僕、ヒゲが好きなので。隣人はいつもヒゲが生えてていいなぁと思っています。……がんばってください（笑）。 兎：何それ。 (c)TBS