【MLB】ドジャース・山本由伸が日本時間11日のカブス戦で復帰登板へ 今永昇太と投げ合う可能性も
日本時間9月5日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は故障者リスト入りしている山本由伸の復帰登板が同11日のカブス戦に決まったことを発表した。6月上旬までに6勝を挙げるなど、開幕から期待通りの活躍を見せていた山本だが、右肩腱板の損傷で故障者リスト入り。シーズン中の戦列復帰に向けてリハビリを進め、8月下旬からマイナーでのリハビリ登板を開始していたが、ここまで2試合に登板し、戦列復帰の準備が整ったと判断されたようだ。カブスのローテーション次第では今永昇太と投げ合う可能性もあり、復帰登板は大きな注目を集めそうだ。 ドジャースの山本由伸が6回1失点で今季6勝目を挙げる 現在26歳の山本は日本球界で圧倒的な実績を残し、12年3億2500万ドルという超大型契約でドジャースに入団。開幕から先発ローテーションの一角を担い、ここまで14試合に先発して6勝2敗、防御率2.92、84奪三振、WHIP1.07の好成績を残している。マイナーAAA級で2度のリハビリ登板を行い、日本時間8月29日の試合は2回31球を投げて被安打1、奪三振2、与四球0、失点1という内容。同9月4日の試合では2回53球を投げて被安打2、奪三振3、与四球2、失点2だった。マイナーでの球数を考えると、復帰登板では60~70球程度の球数制限が設けられるかもしれない。 山本の復帰登板の相手となるカブスは、日本時間9月5日に行われているパイレーツ戦で今永が先発。このままローテーション通りに先発5人を回していくと、今永の次回登板は同11日のドジャース戦となり、山本との投げ合いが実現することになる。ドジャースには大谷翔平、カブスには鈴木誠也がおり、「大谷vs今永」と「鈴木vs山本」の対戦も含め、大注目の一戦となることは間違いない。 ドジャースは山本が復帰すれば、ジャック・フラハティ、ギャビン・ストーン、ウォーカー・ビューラー、ボビー・ミラー、そして山本の5人でローテーションを形成するだろう。あとはタイラー・グラスナウとクレイトン・カーショウの復帰を待つことになる。