米倉涼子「脳脊髄液減少症」と闘い「ドクターX」“完走” 撮影中に発症「ヒールを履く以前にまっすぐ歩けない」
女優の米倉涼子が6日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(午後1時)に出演。脳脊髄液が漏れてしまう「脳脊髄液減少症」を患い、同局系連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の撮影中に真っすぐ歩けないなどの症状があったことを明かした。 【写真】米倉涼子、「ドクターX」で共演の西田敏行さんへ「感謝でいっぱい」笑顔の2ショットでつづる 黒柳徹子から、同ドラマが完結編「劇場版ドクターX」(6日公開・田村直己監督)としてファイナルを迎える理由を問われると、米倉は出演者の年齢が上がったこと、自身も高いヒールの靴を履いて廊下を走ることが厳しくなったことなどを挙げた。そして、「2019年頃から病気を発症しまして」と「脳脊髄液減少症」を患っていることを告白。 「大門未知子がやるべき仕事がとっても厳しくなってしまって。(ドラマの)撮影の最中に発症してしまったりとかすると、ヒールを履く以前にまっすぐ歩けなくなってしまうんですね。酔っ払った映像みたいな、ぐるぐるしてるような感じが自分に起こってる。寝っ転がってるぶんには元気なんです。口だけは達者で。でも、起き上がると、どんどんエネルギーがなくなっていく」と症状を説明した。 ミュージカル「シカゴ」に向けての練習でも「意気込みはあるんですけど、回転とかの練習が終わると、すぐ座りたくなるし、私年取ったのかな、やる気がなくなったのかなとか思うようになって」脳の検査を受けたところ、「ポチャポチャ脳が揺れてる状態ですねって。怖くて…」と話した。 病気とは一生付き合っていくことになるため、「衝撃の強い役とか、そういうものは我慢しながら、やれる仕事を選んでいかないといけない」という。昨年、手術を受け、重い症状は改善され、「公開される映画も、助けてもらいながらなんとか(撮影した)」と語った。
報知新聞社