宇佐市の親子強盗殺人事件 佐藤翔一被告が無罪主張 弁護側「覆面集団から指示、事件に巻き込まれた」 検察「アリバイ工作して犯行」 大分地裁で初公判
犯行に使われた車のトランクから、山名高子さんのDNA型と完全一致する血痕が検出されたほか、現場に残された足跡のうちの一つについて、被告が事前に購入していた運動靴の底の模様と一致したなどとしています。 ■弁護側「覆面集団から指示受け、事件に巻き込まれた」 一方、弁護側は「事件時、覆面をした集団に指示を受けて行動。謝礼と引き換えに動画撮影に協力した。事件後に借金は返済し、また自ら警察に情報を提供。犯行を示す証拠がなく、被告は事件に巻き込まれた可能性がある」などと主張しました。 今回の裁判で20日午前、多くの人が傍聴券を求めて列を作りました。用意された傍聴席66席に対して、希望者は168人に上りました。 今後の公判の日程です。 ▼5月21日~31日 証拠調べ ▼6月10日~12日 被告人質問 ▼6月17日 最終論告など ▼7月2日 判決
大分放送