“10番”FWヤマルがスペイン代表を離脱…過負荷による負傷のリスク回避へ
バルセロナに所属するスペイン代表FWラミン・ヤマルが、UEFAネーションズリーグ(UNL)を戦う同国代表チームから離脱した。13日、スペインフットボール連盟(RFEF)が発表している。 現在17歳のヤマルは6歳でバルセロナの育成組織に入団。2023年4月にクラブ史上最年少記録を塗り替える15歳9カ月16日でトップチームデビューを飾った。同年9月には、EURO2024予選を戦うスペイン代表に史上最年少の若さでメンバー入り。ジョージア代表戦で得点を挙げたことにより、新たな最年少出場記録と最年少得点記録を打ち立てた。所属するバルセロナでも攻撃陣を牽引する活躍を見せており、今シーズンもここまで公式戦11試合出場5ゴール5アシストを記録している。 12日に行われたUNLリーグA・グループ4の第3節デンマーク代表戦では、スペイン代表の10番を背負ってプレーしたヤマル。最終的にチームは1-0で勝利したものの、ヤマルは90+3分に左足を引きずりながら途中交代していた。 負傷が懸念されていた同選手だったが、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』はヤマルが過負荷によりハムストリングの痛みを訴えていたと報道。RFEFはヤマルが15日に行われるセルビア代表戦の出場を断念し、スペイン代表を離脱したと発表した。一方、試合翌日に実施された検査で負傷は確認されなかった様子。同選手の離脱を受け、アトレティコ・マドリードに所属するMFロドリゴ・リケルメの追加招集を併せて発表している。
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