日本VS韓国!? アジア人の移籍金ランキング3位。アジア最高に異論なし! 世界最高峰リーグで得点王
近年、サッカー界でアジア人選手の存在感が増している。かつては欧州や南米の選手が移籍市場の中心的存在でアジア人選手の評価は低かったが、もはやその構図は崩れつつあると言える。今回は、情報サイト『transfermarkt』が算出したアジア人サッカー選手の歴代移籍金ランキングを紹介する。※金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは8月11日時点
3位:ソン・フンミン(韓国代表) 生年月日:1992年7月8日 移籍先:レバークーゼン(ドイツ)→トッテナム(イングランド) 移籍金:3000万ユーロ(約48億円) 23/24リーグ戦成績:35試合17得点10アシスト アジア人選手の価値向上という点において、ソン・フンミンの貢献度は凄まじいものがあるだろう。歴代移籍金ランキングでは3位にランクインしている。 これほどゴールを約束してくれる男は、世界中を見渡してもそう多くはない。爆発的なスピード、抜群のポジショニング、圧倒的な決定力――。点取り屋として必要とされる要素を、ソン・フンミンはすべて持っていると言える。 2015年8月、すでにレバークーゼンで眩い輝きを放っていたソン・フンミンを獲得するため、トッテナムは3000万ユーロ(約48億円)もの移籍金をつぎ込んだ。5年契約と共に背番号「7」を与えたことからも、トッテナムがいかに大きな期待を寄せていたかが分かる。 加入からおよそ9年の月日が経った今、「トッテナムのエースは?」と質問されれば、大抵のサッカーファンはソン・フンミンの名前を挙げるだろう。質問内容を「プレミアリーグを代表するFWは?」に変えても、同じ回答をするファンは決して少なくないはずだ。2021/22シーズンには、アジア人史上初となるプレミアリーグ得点王を獲得。キャプテンとしてもトッテナムをけん引するソン・フンミンは、積み重ねた結果でアジア人選手の地位を高みへと押し上げた。
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