【山陽オート（オーバーミッドナイト）一般】 山本翔 強力S級が相手でも絶好位置を生かせられたら…
＜20日・山陽オート・2日目＞ ＜記者コラム・三島隆助の思想タイム3・40＞ 「すげぇ～なぁ」、「さすが雨巧者」。レース後は、祝福に訪れる選手が口々にその走りを賞賛した。 最終8Rは試走後に突然の雨。山本翔はSで「めっちゃ空回り」させ、大きく離された最後尾から追う展開に。それでも「頑張って突っ込みながらでも滑らせないように」細心の注意を払って前団を追走。周回ごとに確実に番手を上げ、2周回目に先頭に立っていた実力者・松尾啓史を5周回目に入る前にとらえた。 準決勝戦は、周囲を驚かせるほどの雨の強さ、速さだったが、晴れでも着実に進化中。近況は高確率で車券に貢献している。▼8R優勝戦は、20線5車並びの最内。Sさえ先行できれば、前にはゼロ線単騎の番田隆弘だけと位置は絶好。エンジン状態も「決して悪くはない」。ひと調整を施してコーナーのスムーズささえ出れば、もっと車速は上がるはず。2―6＝全。 ▼7R 斎藤正悟はゼロ線S先手確実。車も悪い状態ではなさそう。逃げ切り期待で1―62―6234。
