【佐世保競輪・GⅢ開設記念】動きいい山本直 GⅠ覇者のアドバイスでさらに良化へ
<21日・佐世保競輪・3日目> 【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】 山本直(32)=岡山・101期=の動きの良さが目立つ。初日は自力戦で捲りを放ち、もう少しで和田圭を乗り越える勢いだった。 【競輪】KEIRINグランプリ2024の想定番組と並び/12月30日 静岡競輪 2日目まで自力戦。3日目5Rは久田裕也を目標にしたが、その久田が終2角過ぎ、山本の目の前で落車。山本は「危なそうな感じがしたとはいえ、大きくよけてたまたま避けられた」と俊敏に回避した。 BSでは「『よっしゃ、こけていない』と思いながら下りを使っていい勢いで行けました」と自力で捲って勝利。「(同県の岩津)裕介さんが一緒なので、いろいろとアドバイスをもらっている。練習のことも聞いて、帰ったらさっそく取り入れてやってみたい」と有意義な開催になっている。 「動き自体はいい。でももう一歩良くなりそうな感じはある」とさらに上積みが得られそうな感触だ。「それも今から裕介さんに聞いてみます」。GⅠ覇者のアドバイスで、最終日も好走だ。 ▼7R(山本直) スピードある伊藤颯馬に対して、師匠を率いる齋藤雄行が抵抗できればチャンス。8=1―2379、8―3―12。 ▼12R(末木浩二) 佐々木悠葵の出来が良く、初日特選では深谷知広をも叩いた。きっちりマークできればGⅢ初決勝でもV。8―125―1259、8―1―3。