【全日本】青柳優馬「ファンの皆さんの応援に支えられた1年。来年の抱負は“健康第一”であること」
今年8月、安齊勇馬の保持する三冠ヘビー級王座に挑戦し2度目の戴冠を果たした第73代王者・青柳優馬。現在、世界最強タッグ決定リーグ戦2024には阿部史典とのタッグで出場。デビューして10年目に当たる2024年はどのような一年だったのか… 【写真】三冠王座を約1年1ヶ月ぶり戴冠した青柳優馬 ――2024年を振り返り、青柳選手にとって今年はどんな年でしたか? 青柳:そうですね、なんかいい年でしたね。デビューした頃よりも1年目、1年目よりも2年目、3年目という風に10年重ねてきたので、年々良くなってきてるのかなと思います。 ――それは全日本プロレスが「団体」として良くなっていると? 青柳:団体そのものの雰囲気も良くなったと思います。あくまでも僕個人がそう思っているだけなので、もしかしたら僕以外の人は思ってないかもしれないですが。会場の雰囲気は僕が今までいた10年間で1番良いです。 僕自身の目標として「今日よりも明日、今月より来月、今年より来年良くしたい」って思って生きているので。
――青柳選手ご自身としてはいかがですか?今年はYouTube「AOYAGI-FM」も開始しました。 青柳:YouTubeはそんなに結果は振るわないですけど(笑)。でも、支えてくださる皆さんのおかげで元気でプロレスをやれてるってところですかね。 ――残念ながら王道トーナメントは1回戦敗退ですが、8月に三冠王座を奪還、結果を残されています。 青柳:結果的に三冠を獲ったこともそうですが、結果が振るわなかった時も応援してくださったファンの皆さんがいてくれました。 僕にとっては勝ち負けの結果以上にファンの皆さんのおかげで良い年になったなという気持ちですね。
――今年の三冠王座は2回目の戴冠。他の選手にお伺いした時に「最初の戴冠よりも2回目の方が”王者という実感が湧く”」というお話をされていましたが、青柳選手の場合はいかがでしたか? 青柳:そうですね。たぶん3回目、4回目とかの方が余計そういう気持ちになるんだと思いますね。僕も2回しか三冠を獲ってないと考えれば、戴冠を重ねるごとにその重圧はさらに増してくるのかもしれない。 でも、まだ僕も成長できるんだなと思うと、初めて獲った時より、まだ気持ち的には楽かなと思います。
――2025年の抱負を教えてください。 青柳:そうですね、やはり「健康第一」かなと。 ――確かに健康でないとリングに上がれません。 青柳:今年は弟・亮生の長期欠場や諏訪魔さんの”耳性めまい”も含め、他団体でも大きな怪我で欠場した選手がかなり見受けられた年かなって思うんです。僕は常にそこにいる普遍的な存在でいたいと思ってます!
まるスポ編集部