ハミルトン「フェラーリで走ることは昔からの夢…新たな章を始める時」来季フェラーリ移籍の心情を吐露&メルセデスに感謝|F1
今季限りでメルセデスを離脱し、2025年からフェラーリへ新天地を求めることになったルイス・ハミルトン。下部年代から長い付き合いだったメルセデスと離別し、40歳を迎える2025年、F1での19年目にして初めて異なるパワーユニットのマシンを駆ることになる。 そのハミルトンが現地時間3日、自身の公式メディアを通じて「さまざまな感情が渦巻いた数日間だった」と記し、長年お世話になったメルセデスへの感謝を示すとともに、ここしばらくの心情について吐露している。 「皆さんもご存知のようにメルセデスAMGペトロナスF1チームでの11年間を経て、私の人生の新たな章を始める時が来た。2025年からスクーデリア・フェラーリに加わることとなる」 「子供の頃に夢見ることしかできなかったことをメルセデスで実際に達成した。そして今また、子供の頃の夢を実現する機会を得られたことを、信じられないほどの幸運だと感じている。 真っ赤なフェラーリで走ることは昔からの夢だった」 「13歳から続いている関係のメルセデスは、私の人生の大きな部分を占めてきた。それだけにこの選択は私にとってこれまでで最も難しい決断だった。私たちが一緒に達成してきたすべてのことを非常に誇りに思うし、長年にわたって一緒に仕事をしてきたすべての人によるハードワークさ、そしてもちろんトト(ヴォルフ代表)との友情、指導、リーダーシップなどにとても感謝しています」 「私たちは力を合わせてタイトルを獲得し、多くの記録を破り、F1史上最も成功したドライバーとチームのパートナーシップになった。 そしてもちろん私にとっては大きなサポーターであり、今でも毎日恋しく思っているニキ(故ラウダ氏)のことを忘れることはできない」 「ここまで26年にわたって私をサポートしてくれたメルセデス・ベンツ取締役会、ドイツ及び世界中のメルセデス社員全員に多大な感謝の気持ちを示したい」 そしてハミルトンは2024年限りでメルセデスとの契約を終了とする、オプションを行使したことについても「変化を起こし、新たな挑戦をする時期が来たんだ」と説明している。 「2013年に初めてメルセデスに加わった時、未知の世界へ信念を持って飛び込んだ気持ちを今でもよく覚えている。当時はなぜマクラーレンを去るのかと理解できなかった人もいるとは思う。でもあの時の判断は正しかったし、その時のような気持ちが今の自分にはあるんだ。この新たな機会で私が何をもたらすことができるのか、また一緒に何ができるか楽しみにしている」
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