菅野智之が5回までわずか1安打無失点 首位攻防戦で広島に圧巻の投球 リーグトップ独走“14勝目”の権利得る
◇プロ野球セ・リーグ 広島ー巨人(10日、マツダスタジアム) 巨人・菅野智之投手が広島打線を5回まで無失点に抑えています。 【画像】9月10日の広島対巨人のスタメン 広島との首位攻防戦3連戦の第1戦、巨人の先発マウンドには今季14勝目をかけて菅野投手が上がります。 菅野投手は1点の援護点をもらい初回のマウンドに上がると、広島上位打線をわずか8球で片付け、上々の立ち上がりを見せます。さらに2回には、先頭・小園海斗選手を内野ゴロに打ち取ると、続く坂倉将吾選手、末包昇大選手を二者連続三振に抑え、2回までパーフェクトピッチング。 3回に先頭・菊池涼介選手にこの試合初ヒットを許しますが、ランナーを得点圏に進めることなく後続を抑え、3回までスコアボードに0を並べます。4回には空振り三振、内野ゴロ、外野フライと凡打の山を築きます。 そして5回は、内野ゴロ3つで簡単に3アウトを奪い、圧巻の投球を披露しています。 菅野投手は5回まで57球を投げ、1安打5奪三振無失点の投球内容となっており、リーグトップ独走となる“14勝目”の権利を獲得しています。 菅野投手の投球に内海哲也投手コーチは「状態はすごく良いね。ストレート・変化球共にしっかり投げきれている。大事な試合の初戦っていうのもあり、ブルペンからいつも以上に気合いが入っているように見えた。チームが勝てるよう、初戦を取れるように頑張ってほしい」とコメントしています。