路上で頭から血を流した男性、「兄を刃物で襲った」と話す弟を殺人未遂容疑で逮捕…自宅では母親が死亡
15日午前10時5分頃、京都市南区西九条御幸田町の路上で「頭から血を流している人がいる」と通行人から110番があった。京都府警南署員が駆けつけたところ、近くに住む男性(48)が血を流しており、その場にいた弟の無職高橋正喜容疑者(43)が「兄を刃物で襲った」と話したため、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。
同署によると、高橋容疑者は15日午前9時50分頃、自宅で兄の額などを包丁で切りつけ、殺害しようとした疑い。
高橋容疑者は母親のたつ子さん(72)と兄の3人暮らし。自宅1階のベッドでは、たつ子さんが倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。高橋容疑者はたつ子さんを刺したことをほのめかしているといい、同署が詳しい経緯を調べる。