[知りたい!介護保険]車いす、杖、入浴用いす…レンタルか購入で利用可 自己負担額は原則1割
東京都大田区の介護事業者「カラーズ」の福祉用具専門相談員、代永裕樹(よながゆうき)さん(39)は「まずはレンタルし、専門相談員による定期訪問を受けて使い勝手がいいかどうかを確かめた上で、購入するか判断できます」とメリットを説明します。 福祉用具は、身体の状態に合わないものを無理して使い続けていると、寝起きや移動、トイレなど日常生活に必要な動作の低下や、転倒事故につながる恐れがあるといいます。 代永さんは「レンタルであれば、いつでも交換できます。一方、購入すると返品は難しいので、買う前に複数の用具を比較して、自分の身体に合っているかを確かめましょう。専門相談員に遠慮なく相談してください」と呼びかけています。(野島正徳)