夏空をイメージしたスイーツ

　長野県茅野市の八ケ岳連峰のオーレン小屋は週末に季節に合わせたオリジナルスイーツを提供しており、登山客に人気だ。8月は八ケ岳の夏空や、白く可憐(かれん)なオウレンの花をイメージした見た目も涼やかな「夏空オーレンゼリー」を販売。八ケ岳にちなんで1日8個限定で作っており、午前中に売り切れるという。 【写真】八ケ岳

八ケ岳にちなみ1日8個限定

　ゼリーは、山小屋スタッフで菓子作りが得意な成田純佳さん（26）が考案。八ケ岳の青空はサイダーゼリーで、雲は乳酸飲料味のゼリーなどで表現した。名古屋市の会社員山岸靖明さん（55）は「さわやかな風味でおいしかった。疲れがリセットされた」とにっこり。700円（税込み）で、8月下旬まで販売する。 　スイーツの提供は今季から始めた。花の移り変わりなどに合わせてメニューを更新。6月は黄色い花を咲かせる絶滅危惧種ツクモグサを題材にしたパフェを提供した。 　オーレンゼリーの終了後は、コーヒーゼリーやアイスを使ったスイーツの提供を検討している。（竹内啓太）