復活ゆず酒「YAMAWA YUZU」発売開始 福島市産のユズを会津酒造(福島県南会津町)が醸造
福島市産のユズを使い、福島県南会津町の会津酒造で醸造したゆず酒「YAMAWA YUZU」が完成し23日、販売が始まった。復活後、3度目の販売。ユズの果汁をたっぷり使い、フレッシュな味わいが特徴。 福島市山口の農業安田和昭さん(73)方で収穫したユズの果汁を会津酒造の「純米酒 会津」と混ぜた。375ミリリットル入りの瓶で1870円(税込み)。アルコール度数は9%。福島市のコラッセふくしま1階の県観光物産館や南会津町内の酒店などで販売している。 南会津町の4蔵で造る日本酒は今年、国の地理的表示(GI)保護制度に登録された。会津酒造専務の渡部裕高さん(34)は「クリスマスや正月など特別な日に飲んでもらいたい」とPRしている。 2011(平成23)年3月から福島市と南会津町の特産品のコラボ商品として販売される予定だったが、東京電力福島第1原発事故の影響で白紙になった。2022(令和4)年3月に福島市産のユズの出荷制限が解除されたのを受け再び酒造りをスタートさせた。
問い合わせは会津酒造へ。