大阪ダブル選 当選の維新・松井氏、吉村氏が会見(全文2)
橋下氏の力は勝利にどのように影響したか
読売新聞:読売新聞です。よろしくお願いします。まず、今回、8時に当確が出るということだったんですけれども、この早さについて勝因はどこにあったか、お二方、お願いします。 松井:これは大阪維新の会のチームで本当に一致団結して戦っていただけたと。その結果、われわれの主張がこの4年間やってきたこと、それから今後4年間やりたいこと、主張が、政策が有権者の皆さんに伝わったからだと、思ってます。 吉村:やはりまず一番大きいのは、この4年間の橋下市長の改革の実績だと思います。その改革の実績と今後新たに私が改革案を出させてもらってる、その新たな方策を進めてねっていうその期待感と、その2つが大きかったのかなと。あとは応援してくれる皆さん、仲間と一生懸命この改革を続けていってねという声をいただいたもの、それが結果につながったものだというふうに思います。 読売新聞:今回特に橋下さんは大阪市内のほうに集中されたんですけれども、吉村さんの勝利に全力を挙げるというその、みたいなんですけども、今回その橋下さんの力というのを選挙戦にどのように影響したでしょうか。大きかったでしょうか。 松井:これはやっぱり情報発信力、これはすごく大きな力があったと思ってます。橋下代表が誠実に自身のやってきた4年間の実績と、それとこれから続けなければならない課題を橋下代表の情報の発信力をもって広く市民の皆さんに伝えることができたと思っております。 吉村:やはり橋下市長自体も市長としてこの市内の改革というか、その実績というのを積まれてきたと思ってます。私も大阪市議会のメンバーで政調会長としてもやっておりましたんで、それは実感してました。ただ、維新の会といえばイコール都構想で、ほかは何かあまり伝わってないという印象が、有権者の方に伝わってないという印象をずっと持ってまして、そういった意味で今回は橋下市長はこの市内を中心にして、そしてこれまでやってきた実績というのをしっかり有権者の皆さんにもお伝えして、有権者の皆さんに新たな事実として、新たな情報として広く伝わったんじゃないのかなと。それで、それを続けてほしいということにつながったんだというふうに思ってます。