イスラエル国防相、フーシ派指導部に警告 イエメン空爆で9人死亡
[カイロ 19日 ロイター] - イスラエル軍は夜間にイエメンの複数の地域に対して空爆を実施した。イスラエルのカッツ国防相は19日、自国の「長い手」がイエメンの親イラン武装組織フーシ派の指導部に届くだろうと警告した。 フーシ派傘下のアル・マシラTVによると、空爆により西部ホデイダ州のサリフ港で7人、ラスイッサ石油施設で2人の計9人が死亡。首都サヌアの南と北にある2つの中央発電所も攻撃対象になったという。 イスラエル軍はサヌアのエネルギー施設や港などフーシ派が軍事目的で使用する標的に「正確な攻撃」を実施したと発表。これに先立っては、イエメンから発射されたミサイルを迎撃したと明らかにしていた。