柿谷曜一朗が今季限りで徳島を退団「力になれずに申し訳ございませんでした」 | Jリーグ
徳島ヴォルティスは9日、元日本代表FW柿谷曜一朗が2024シーズンで契約満了となることを発表した。 セレッソ大阪の育成組織で育った柿谷は、2006年にクラブ史上最年少の16歳でプロ契約を締結し、同年11月にJリーグデビュー。その後、2009年から2011年までの徳島への期限付き移籍で実力を磨くと、2012年から帰還したC大阪で主力に定着した。 2014年からはバーゼルで海外挑戦したが、2016年から再びC大阪に戻ると、2017年にはリーグカップと天皇杯制覇をけん引した。その後、2021年から2022年まで所属した名古屋グランパスでもリーグカップ優勝を経験し、2023年から徳島に完全移籍で復帰した。 また、日本代表としても2013年と2014年に常連となり、18試合で5ゴールをマーク。2014年ワールドカップ(W杯)でも2試合に出場している。 2024シーズンも徳島で明治安田J2リーグ29試合に出場していた柿谷は、クラブ公式サイトを通じて悔いを伝えた。 「リリースの通り今シーズンで契約満了となりました。まずは2年間、なんとかJ1にという想いだけでやってきましたが、全くと言っていいほど徳島ヴォルティスの力になれずに申し訳ございませんでした。自分はヴォルティスで身体が動かなくなるまでサッカーがしたかったのですが叶いませんでした。プロの世界なのでこの評価を真摯に受け止めて、この悔しさをバネに大きく飛躍できるように、これからも努力していきたいと思います」 また、感謝と徳島でのラストゲームに向けた意気込みも伝えている。 「2年間本当に色々ありましたが、サポーターの皆様、本当に感謝しています。徳島ヴォルティスに関わるすべてのみなさま本当にありがとうございました。感謝を伝えたい仲間がたくさんいるので、徳島にいる間に直接伝えていけたらなと思っています。(10日のJ2最終節、栃木SC戦で)ラスト5連勝して笑顔で終わりましょう! 」