【マイルCS 調教チェッカーズ】完全復調!エルトンバローズがトップ評価
エルトンバローズがトップ評価だ。1週前に強めに追い切り、当週サラッとはいつものパターン。それでも坂路でラスト1ハロン11秒7を馬なりでマークしてくるあたりに状態面の良さがうかがえる。フットワークには力強さがみなぎり、春先の不振からは完全に脱却してきた印象だ。毎日王冠からの臨戦は昨年と同じ。4着だった昨年以上の結果を出せる仕上がりにある。 安田記念3着のソウルラッシュも前哨戦を叩いて上昇カーブを描いている。13日は坂路を上がって4ハロン53秒5。重心の低いフォームでブレはなく、体に芯が入ってきた。6歳秋に入っても、闘争心は健在。抜かりのない仕上げから陣営の気迫が伝わってくる。 ブレイディヴェーグは2週連続で3頭併せと精力的に乗り込んできた。ストライドには伸びがあり、久々の前走を使っての反動は感じられない。前進気勢をアオる調教過程を踏み、初のマイル戦にも準備万端だ。(夕刊フジ)