【阪神】石井大智、ロス五輪出場へ意欲 プレミア12での才木浩人&森下翔太の活躍に刺激
秋田の星になる! 阪神石井大智投手(27)が25日、侍ジャパンの一員として28年開催のロサンゼルス五輪出場へ意欲を示した。 この日は母校の秋田市立旭川小を訪問し、同校の「150周年記念講演会」に参加。後輩たちへ「自分の可能性を広げるために」と挑戦することの大切さを伝えるとともに、2大会ぶりに野球が実施される夢舞台への思いもかき立てられた。 「常に高みを目指して、日本を背負っていくような選手になりたい。そういう(五輪出場の)経験もさせていただきたい」 日の丸を背負った後輩たちの躍動する姿に感化された。11月に開催されたプレミア12では、才木浩人投手や森下翔太外野手が中心選手として奮闘した。「才木や森下の活躍をリアルタイムで見ていたので。『あそこで投げたいな』と思いつつ、バッターを見ながらどうやって攻めていくのかなって」。自身が日本代表の1人として投げる姿を思い描くこともあった。 今季は中継ぎの一角として56試合に登板し、30ホールドを挙げた。来季もフル回転の活躍ができれば、五輪代表のみならず、26年WBCの代表入りも見えてくる。「来年成績を残さないと選ばれないと思うので、しっかり活躍できるように頑張りたい」。秋田は12月中旬から本格的な積雪の時期を迎えた。故郷の雪国で培ったパワーを原動力に、スターダムにのし上がる。【古財稜明】