体操日本代表が新ユニホームを発表
日本体操協会は11日、東京都内で記者会見を開き、日本代表の新ユニホームを発表した。夏のパリ五輪など7月から国際大会で着用する。 【写真】NHK杯3連覇を果たし笑顔の体操女子エース、宮田笙子 ファッションデザイナーのコシノヒロコさんがデザインを担当した。男女ともに2種類で、男子は海のうねりが表現された「UNERI(ウネリ)」と、エネルギーを秘めながら高みへと昇る朝日をイメージした「SUNRISE(サンライズ)」。女子はアラビア風の文様をアレンジした「ARABESQUE(アラベスク)」と男子と同じ「UNERI」。 パリ五輪に挑む選手たち。男子で2021年東京五輪2冠の橋本大輝(22)は「一番いいところに登れるように頑張ろうと引き締まる。サンライズでは金のラインが入っていたりと細かく、金メダルを取りたいところにデザインも落とし込んでいただいた。着心地、デザインでも最高のユニホーム」と話した。萱和磨(27)=ともにセントラルスポーツ=は「UNERI」について「ひねったり、回ったときにどのような〝絵〟になるかすごく気になる。デザインに恥じないような〝絵〟になる演技をやりたい」と意気込んだ。 女子のエース、宮田笙子(19)=順大=はデザインの印象を問われ、「いつもは体の線がきれいに見えるけど、今回はかわいさがある。色も対照的でどっちを着ても気分が上がりそう。スパンコールの数がすごくて見たときに輝いていると感じた。最高のユニホームで最高の演技ができるように」と力を込めた。