こんなはずでは…。欧州、新天地で苦戦している大物選手(5)アーセナルでもう構想外? 17歳に負けているFW
2024/25シーズンの欧州主要リーグ開幕から約2ヶ月半が経過した。早くもチームに欠かせない戦力となっている新加入選手がいる一方で、新天地で定位置の確保や実力発揮に苦しむ選手もいる。今回は、移籍先で苦戦する大物選手10名をピックアップして紹介する。(データは2024年11月6日現在)。
FW:ラヒーム・スターリング(アーセナル) 生年月日:1994年12月8日 移籍金:期限付き移籍 24/25リーグ戦成績:4試合0得点0アシスト 今夏の移籍市場の最終日にラヒーム・スターリングが、チェルシーからアーセナルに移籍したことは多くの人々を驚かせた。しかし、現時点では期待されていた即戦力としての活躍を披露することができていない。 実績だけ見ると、スターリングは現在のアーセナルの選手の中でもトップだろう。イングランドで掲げたトロフィーの数はチーム最多で、プレミアリーグ通算123得点もダントツの1位だ。しかし、それがスタメン定着に向けての武器となるかどうかは別の話である。 11月6日時点では、ブカヨ・サカ、カイ・ハフェルツ、ガブリエウ・マルティネッリ、ガブリエウ・ジェズス、レアンドロ・トロサールらで構成される前線の選手の中で最も序列が低く、直近のプレミアリーグ2試合では出番が与えられなかった。 スターリングの出場機会が減っていることとは対照的に17歳のイーサン・ヌワネリがプレータイムを増やしている。即戦力的な活躍ができないのであれば、期限付き移籍で加入している29歳よりも、成長曲線を辿っている17歳を起用する方がチームとしてのプラスも大きい。 このまま出場機会が限定的となるのであれば、今冬にも退団となる可能性もあるだろう。
フットボールチャンネル