会見に乱入したEVIL（左）からの挑戦を受ける棚橋（撮影・村上　大輔）

　新日本プロレスの社長でもある棚橋弘至（47）が2025年1月4日の東京ドーム大会でヒールのEVILと対戦することが濃厚となった。 　10月14日の両国国技館大会のリングで「棚橋のゴールを決めました。2026年1月4日の東京ドームです」と引退を発表。この日の記者会見では改めて「ここ数年、膝の状態だったり、腹筋の割れない、よいコンディションに戻せなく、社長を就任したタイミングで期限を決めて最後の力をふり絞ろうと。自分が納得して誇れる姿を終わろうと思った」と引退の経緯などを説明した。 　会見終了後、乱闘、乱入など悪の限りを尽くしてきたEVILが性懲りもなく乱入。「なに引退に追い込まれたレスラーがこんな会見してんだ。てめーの死に場所は俺の手の上。てめーは2025年1月4日の東京ドーム、そこで終わりだ。お前の思い描いた思い出づくりなんて全てぶち壊してやるからな。覚えておけ」と言い放つと会見場から姿を消した。 　引退会見を台無しされた棚橋は「1月4日にEVILをぶっ倒して、2025年最高のスタートを切ります。引退ロードに勢いをつけて、コンディションも上がって、見ててください。僕の調子のバロメーターは腹筋が割れているかです。バキバキの腹筋でEVILを威嚇します」と東京ドーム大会でのEVIL撃破に自信を見せていた。