美容番長「シルク」30周年 中高年アイドル目指す!?
特別ゲストの桂文枝が舞台へ
さらに特別ゲストの桂文枝が舞台へ。今度は駆け出しの頃の思い出を語った。 「大学生の漫才師がおるから、面倒見たってくれへんかって言われて。それで、初めて会ったら『三枝さん、よろしく』って、そんな感じなんです。ちょっとなんか、嫌でしたよ。ABCの漫才コンクールの時は合宿までやったんですよ。そしたら、この2人が優勝したんです。饅頭屋の娘やのに、饅頭1つも持って来いひん(笑い)。ミヤコさんがいなくなって、1人で大丈夫かと思ったけど、こんなになってね。それから、カレンダー送ってくるんですけど、(派手で)困るんですよ」と笑わせた。 自主制作カレンダーは今年で10周年。セクシーショットが話題で、過去10年分の写真を大型スクリーンで振り返り、2016年版デザインも初披露となった。もっとも文枝は、今後は服を着ることを提案。「今度は僕が撮りましょか。これからは僕が徐々に服を着せていく。散々脱いだから、今度は着させていきます」などと話した。最後には「これからのシルクちゃんは今のままでいいですよ。中高年のアイドルになって欲しい」と熱いメッセージを送った。 エンディングは、 趣味で習い続けているというクラシック声楽とトランペット演奏を披露して観客を魅了した。かなり異色の30周年記念イベントとなったが、終わりの挨拶で「あっという間の30年でした。吉本の中では特殊ですけど、これからも美容の道をまい進していきたいと思います。今日はありがとうございました」と、締めくくった。 (文責/フリーライター・北代靖典)