九州の駅長が推す一番うまい丼はコレ! 11月24日に北九州市で決選投票
JR九州が初めて企画した「駅長対抗 ご当地丼総選挙」で、各駅長が推す丼のトップを決める決勝イベントが11月24日10~16時、北九州市門司区の門司港駅前広場で開かれます。来場者がチケットを購入・実食して投票でき、JR九州の広報担当者は「家族や友人とふるって参加して、各地域の魅力を感じてほしい」と呼びかけています。 【画像】決勝に進む13の丼とイベントのチラシ
13の丼が門司に集結!
ご当地丼総選挙は、同社が駅周辺のにぎわいづくりなどを目的に企画。7県の58駅の駅長が推薦する62のご当地丼がエントリーしました。 9~10月にウェブで行われた予選で、約2万3000票が投じられ、上位13の丼の決勝進出が決まりました。
選んで食べて投票して
決勝に進んだ丼は、7県の13駅の駅長がそれぞれ推す品です。 ◆もじこう0哩(ゼロマイル)丼「潔(いさぎ)」~駅長んチのらっきょうを添えて~【門司港駅/福岡県】 「赤煉瓦(れんが)ステーキ」やタコの刺し身、名物のバナナチップスなど門司港グルメがてんこ盛り。駅長の実家で採れた自慢のらっきょうが添えられている。 ◆福津めん鯛丼【福間駅/福岡県】 玄界灘で水揚げされた天然真鯛と博多明太子に、卵黄のコクが絡み合う。秘伝の漬けダレが味わい深い、漁師の丼。 ◆博多和牛Premium牛丼(うしどん)【博多駅/福岡県】 地元ブランド和牛「博多和牛」をぜいたくに使用。まろやかで深い牛肉のおいしさが味わえる。 ◆豊前(舞鮮)みらいサーモンの海鮮&スティックフライ丼【行橋駅/福岡県】 豊前市の陸上で養殖された「みらいサーモン」をふんだんに使用。県産米「夢つくし」の酢飯の上には、だし巻き卵や旬野菜がぎっしり。 ◆かしわめしに焼麦(シャオマイ)ドーン!の丼なんてどがん?【鳥栖駅/佐賀県】 「鳥栖」にちなみ鳥の巣をイメージして盛り付けた、ボリューム感たっぷりの丼。伝統の優しい味わいのかしわめしと、ジューシーな手づくりジャンボ焼麦が味わえる。 ◆小長井牡蠣(かき)の白いスープ丼【諫早駅/長崎県】 小長井牡蠣「華漣(かれん)」を、諫早産の牛乳、米、煎り酒、アクセントのハーブとハーブオイルが引き立てる。 ◆長崎ゆうこうシマアジとゆうこう真鯛の漬け丼【長崎駅/長崎県】 長崎市の伝統的なかんきつ類「ゆうこう」を混ぜたエサで育てられた、高級魚シマアジと真鯛の漬け丼。 ◆元祖・鱧(はも)かつ丼【中津駅/大分県】 中津市の名産品ハモを使用。3代続く秘伝のタレと熟練の職人技により、軟らかで肉厚なハモのうまみが堪能できる一品。 ◆にんにく増々!衝撃!! 福地のうなるホルモン丼!!【日田駅/大分県】 和牛の丸腸と国産豚ホルモンを使用。秘伝のタレは自家栽培の野菜を使い、55年間、受け継がれてきた味。鉄板の上で踊るホルモンにタレを絡め、白飯の上にど~んとのせて味わう。 ◆まぐろカツ丼【熊本駅/熊本県】 マグロの仲卸に20年携わったという店主が厳選したビンチョウマグロを使用。生パン粉でサクッと揚げ、ニンニクの利いた自家製甘辛ダレをかけたボリューム満点の一品。 ◆駅長おすすめの「阿蘇高菜あか牛丼」【肥後大津駅/熊本県】 熊本のブランド牛「あか牛」を、特製の肉みそと秘伝のだし醤油(しょうゆ)で食べる大人気の丼。ご飯も阿蘇名物の高菜めしとなっている。 ◆桜島の恵み かんぱち丼【鹿児島駅/鹿児島県】 錦江湾育ちの鮮度のよいカンパチと、桜島大根や柚子などの甘酢野菜を組み合わせたシンプルな一品。素材の持ち味が調和する創作メニュー。 ◆チキン南蛮丼【延岡駅/宮崎県】 甘酸っぱい南蛮酢にくぐらせたジューシーな鶏肉をのせ、自家製タルタルソースをたっぷりかけた延岡名物が楽しめる丼。 決勝イベントは、税込み1000円で、4枚つづりのチケット(丼引換券1枚、投票券2枚、九州鉄道記念館入館料100円引き券1枚)を購入して参加できます。引換券で好きな丼と交換し、15時までに会場内の投票箱に投票。購入は現金のみで、1人3冊まで。それぞれの丼が売り切れ次第、販売を順次終了するとのことです。 15時30分からの表彰式で、”九州ナンバーワン”の丼が発表されます。 なお、特設ステージでは、JR九州吹奏楽団の演奏や、よさこいチーム「JR九州 櫻燕隊(おうえんたい)」の演舞が披露され、イベントを盛り上げる予定です。決勝イベントの詳細は特設サイトへ。
鉄道記念館はフェスタ
また、会場近くにある九州鉄道記念館では23、24日の9~17時(入館は16時30分まで)、「秋のファミリーフェスタ」が開かれます。 車掌やアルミカート乗車などの「鉄道のお仕事体験」(23日のみ)や、鉄道系人気YouTuberによるトークショー(23日は西園寺さん・ZAKIさん、24日はひろきさん)、2023年度に引退した「SL人吉」号が牽引(けんいん)していた50系客車の見学などが企画されています。 同館のホームページで詳細を案内しています。
読売新聞