【全日本総合バドミントン2024】「明日はいっぱいスマッシュを打って、暴れるだけ」(柴田一樹)「30日まで試合がしたいので、その気持ちを前面に出して頑張りたい」(篠谷菜留)
日本一を争う「第78回全日本総合バドミントン選手権」が、12月25日から30日まで東京・武蔵野の森 総合スポーツプラザで開催。大会3日目の28日、混合ダブルス準々決勝で霜上雄一/保原彩夏(日立情報通信エンジニアリング/ヨネックス)に2-1で勝利した柴田一樹&篠谷菜留(NTT東日本)と下農走/大澤陽奈(金沢学院クラブ/ACT SAIKYO)に2-0で勝した西大輝&佐藤灯(龍谷大/ACT SAIKYO)のコメントを紹介する。 【トーナメント表】全日本総合バドミントン2024ミックスダブルス 柴田一樹&篠谷菜留(NTT東日本) 柴田 1ゲーム目も3ゲーム目もずっとシーソーゲームの中で、最後は攻めた方が勝てると思ったんで、篠谷さんに落としてもらって僕が後ろで打つっていう形を多くつくれたから、最後は勝てたんじゃないかなと。 明日の相手(緑川大輝/齋藤夏)はワールドツアーファイナルズにも出てたりして、世界の上でやってるプレーヤー。僕はそういう選手ではないので、思いっきりスマッシュを、いっぱい打ち込めたらいいかなって思います。僕は自分のプレーを出して、暴れるだけだと思ってます。 篠谷 いいラリーがずっと続く、ちょっと緊張した中での試合になった。でも柴田の気合だったりが最後の1点1点にしっかり繋がったかなと思います。明日が最後にならないように。30日まで試合がしたいので、その気持ちをしっかり前面に出して、柴田と一緒に頑張りたいと思います。 私の中で、ミックスは今、楽しくやる種目になっています。去年まではそんなわけにはいかなかったけど、今年はもう楽しく、やってきたこと、今やれることを出していきたい。もちろん結果は欲しいですけど、1日でも多く、楽しくミックスをやりたいなと思いながら試合をしています。 西大輝&佐藤灯(龍谷大/ACT SAIKYO) 西 今日の相手は、ランキングサーキットの準決勝で当たって負けている相手。どうしてもリベンジしたいっていう気持ちが大きかったです。ランサーの試合を振り返って、今日はどちらかというと戦略的に勝てたかなと思います。 (明日は古賀輝/福島由紀と対戦)自分たちは向かっていくだけなんで、向こうは本当にA代表で活躍されてる人たちなので、自分たちがどれだけ通用するのか。たぶん、ラリーが長くなるかなと思うけど、自分たちの方が若いんで、そういうところで上回れればいいかなって思います。 佐藤 今日は相手の女子選手よりも前でさわって、西に上から打たせてっていうパターンを多くつくれたら絶対取れると思っていました。自分がどれだけ思いきりよくできるかが勝負だったので、そこはうまくできたと思います。 明日の相手はA代表の、上の大会で活躍されてた二人。初めて対戦しますけど、ミックスというよりは個々で強い選手たちなので、どれだけ自分らの力を出せるかが大事。ペアとしてなら自分たちの方が長いので、自分たちの持ち味を出せたらいいなと思います。
取材・構成/吉井信行