公式戦無敗!去年は抽選で涙の北陽台…南山との因縁対決で花園へ挑む
長崎放送
花園出場をかけた高校ラグビー長崎県大会の決勝は南山VS北陽台。県内公式戦無敗で決勝を迎える「長崎北陽台」。「鉄になれ!」のスローガンのもとで、2年ぶりの花園出場に挑みます。 【写真を見る】公式戦無敗!去年は抽選で涙の北陽台…南山との因縁対決で花園へ挑む 長崎北陽台、持ち味は、速いテンポの攻撃と伝統の堅い守りです。県内公式戦無敗で迎えることし最後の大会で、2年ぶりの花園出場を目指します。 去年、南山と戦った県大会決勝では、後半に14点を返され、同点で両校優勝。抽選の末、夢舞台を逃しました。 品川英貴監督: 「去年悔しい思いをしてから、この1年間やってきたことを県の最後の大会なので思う存分発揮してもらえたらと思います」 今年のチームが特に力を入れているのが、組織的なディフェンスです。1対1で立ち向かうのではなく、複数の人数で相手を囲み動きを食い止めます。 品川監督: 「しゃべってる?誰?」 「(相手が)ひとつパスしたら誰が誰(について)、これ任せろ!とかそういう会話をしていったらもっと連携取れると思う」 選手: 「みんなで意思統一せんと絶対ピンチなるけん、もっとそこ(守備位置)意識してやっていきましょう」 「横のプロップのディフェンスの幅とかあると思うけど、話しながらさっき抜かれたけど、しっかりと話しながら」 全員: 「しゃあいこー!」 ■3人の日本代表! チームを引っ張るのは高校日本代表候補の3人です。突破力が武器の下田秩主将は、コートの内外を問わず、積極的に指示を送ります。 下田秩主将: 「この1年間やってきたことをすべて出し切れれば。圧倒して勝ち切ればいいかなと思います」 フォワード陣のリーダーは田崎凛太郎選手。チーム最大の108キロの体格を活かし、ボールを前に進めます。 田崎凛太郎選手: 「バックスが伸び伸びとプレーできるようなゲーム展開に持っていくのが自分の仕事だと思っているのでそこをしっかり全うしたいと思います」 バックスの要は中田悠太選手です。相手ディフェンスを寄せ付けないフィジカルの強さで準決勝では3つのトライを奪いました。
中田悠太選手: 「決勝ではやっぱり自分がファーストトライを取って、チームを盛り上げて勝てるようなプレーをしたいと思っています」 北陽台はこれまでに21回、花園に出場。過去最高成績は準優勝です。 下田秩主将: 「新チームになって全国制覇という目標を立ててやってきたので、チーム全体で達成できるように頑張っていきたいと思います」 決勝戦の相手は、長崎南山。同じ舞台で北陽台の選手たちは去年のリベンジに燃えています。
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