川勝知事は早期辞職と発言撤回を 静岡県議会の自公会派が申し入れ
静岡県議会の自民、公明両党会派は4日、県職員への訓示で職業差別とも捉えられかねない発言をした川勝平太知事に対し、早期の辞職と発言の撤回を求める申し入れを行った。自民会派の増田享大代表は記者団の取材に「県政の停滞を極力抑え、県民生活に支障が出ないよう一日も早い辞職を申し入れた」と述べた。川勝氏は3日の記者会見で、6月の県議会で辞職する意向を示していた。 公明会派の蓮池章平団長は「謝罪はあったが発言の撤回はしなかった。撤回した方が知事にとってもいいと伝えた」と記者団に語った。自民会派によると、川勝氏は「しっかり受け止めます」と対応したという。