いじめやひぼう中傷などの相談に応じる三重県人権擁護委員の総会が、津市内で7日に開かれ、長年の功績が認められた委員の表彰などが行われました。 　総会では集まった約150人の委員を前に、県の人権擁護委員連合会の上野尚子会長は「生きづらさを感じている人の心に寄り添い、互いの違いを認め合いながら、誰もが自分らしく生きられる社会をつくっていくことが求められている」とあいさつしました。 　長年にわたり人権擁護活動で功績を残した59人の委員には、感謝状が贈られました。 　また、今年度の事業計画については、中学生対象の人権作文コンテストに力を入れていくことや、面談と電話だけでなくメールやSNSなど、気軽に相談できる窓口を増やしていく方針が確認されました。