価格高騰のときこそ実践したい、食費節約になる野菜の買い方・保存法・使い方
芯のある野菜は成長点を壊す
キャベツやレタス、白菜などは芯の部分に楊枝を刺すことによって、成長点が壊され成長しづらくなるので、品質を長持ちさせることができます。
野菜保存袋を利用する
野菜が成長するときに出すエチレンガスを吸着する素材でできた野菜保存袋を利用するのもおすすめです。ホームセンターや100円ショップ、ドラッグストアなどで購入できます。
買った野菜は食べつくす
野菜を買うときは値段を気にするけれど、買ってきた野菜を食べないうちに傷ませてしまい捨ててしまっている方は意外と多くいます。それでは高い野菜を買ったのと同じことですし、フードロスを増やすことは環境のことを考えても避けたいところ。買ってきた野菜は可能な限り食べきるようにしましょう。 ネギは白い部分だけでなく、青い部分も食べられます。しっかり洗って小口切りなどにし味噌汁に入れるのもいいでしょう。白い部分よりも青い部分のほうが栄養価も高くなっています。 にんじんや大根など料理によっては皮をむかずにそのまま調理してもおいしいものもあります。また大根の皮を剥いた場合、その皮だけできんぴら風に味付けして一品作ることでも食べられますね。 ブロッコリーの茎も外側の硬い部分だけ切り落とせば食べられます。半端に残った野菜を集めて大きさを同じくらいにカットして煮込みコンソメスープの素を入れればおいしい野菜スープに。トマト缶を加えればトマトスープに。カレールーを加えればカレーに仕上がります。初日は野菜スープとして食べて、2日目にカレーにリメイクするのもおすすめです。 野菜の買い方、保存法、使い方を一つ一つ気にかけていくと、今まで意外と無駄にしてしまっていたところも見つかり、食費の節約につながります。 ぜひお試しください。
矢野きくの(家事・節約アドバイザー)