“ぶっつけ本番”の女王シフィオンテク 4年連続のウィンブルドン初戦突破<女子テニス>
ウィンブルドン
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は2日、女子シングルス1回戦が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク49位のS・ケニン(アメリカ)を6-3, 6-4のストレートで破り、4年連続4度目の初戦突破を果たした。 【大坂 なおみら ウィンブルドン組合せ】 23歳で世界ランク1位のシフィオンテク。昨年は自己最高とんるベスト8に進出を果たした。四大大会としては、先月まで行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で大会3連覇を達成。その後はウィンブルドン初優勝に向け調整を続け、前哨戦への出場はなく今大会を迎えた。 1回戦、シフィオンテクは6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに84パーセントの高い確率でポイントを獲得。ケニンのブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは3度のブレークに成功し1時間19分で勝利した。 女子テニス協会のWTA公式サイトにはシフィオンテクのコメントが掲載されている。 「正直なところ、このサーフェスでは結果ではなく、進歩が重要なの。去年よりいいプレーができているかどうか。数字や統計はあまり見ていない。シーズン前半は素晴らしいプレーができていたから、ここに来てもポイントとかを気にしないで、自分が集中したいことに集中できるようになった」 同日には第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)や第5シードのJ・ペグラ(アメリカ)、第10シードのO・ジャバー(チュニジア)らが初戦突破を果たしている。