【Numbers to know】DIGIDAY編(11/7~11/13): NYタイムズ の有料デジタル購読者の増加、ほか
「Numbers to know」では、DIGIDAY編集部が今週(11月7日(木)~11月13日(水))注目した数字をご紹介します。今回はメディア業界の動向についてです。 71紙
今年の米国大統領選で特定の候補を支持しなかった新聞
カリフォルニア大学サンタバーバラ校の米国大統領選プロジェクト(The American Presidency Project)によると、上位95紙のうち、今年の選挙で特定の大統領候補を支持しなかったのは71紙だった。2016年、新聞社がトランプ氏より圧倒的にクリントン氏を支持した結果、トランプ支持者からの激しい反発を受け、掲載取り消しや従業員への脅迫、さらには警備員を雇う事態にまで至ったという(niemanlab.org)。 26万人
NYタイムズの有料デジタル購読者が増加
ニューヨークタイムズ(The New York Times)は2024年第3四半期の決算発表で、有料デジタル購読者が前年同期に比べて約26万人増の1109万人と、初めて1100万人を超えたと報告した。このうち1047万人はデジタル版のみの購読者だった。同社は2027年末までに購読者数を1500万人にする目標を掲げている(nytimes.com)。 600人
NYタイムズの技術職ストが終結、600人以上が参加
ニューヨークタイムズ(The New York Times)の技術部門の労働組合は、待遇改善を求めて4日から行っていたストライキを11日に終結した。ストライキに参加した約600人の組合員は12日に職場復帰した。今回のストライキは、米大統領選取材への影響が懸念されていたものの、労組は「業務の重要性を示す警告」であったと強調した。今後も賃上げなどの待遇改善をめぐり、労使の協議は続けられる見通しだ(nytimes.com)。 [Media Briefing: European publishers speak out on advertisers’ punishing brand safety practices] 編集/坂本凪沙
編集部