【取材で明らかに】化粧品D2Cのマイトレーヤ、4年後に株式上場目指す 「nanoPDS」美容液など展開
化粧品ECのMytreya(マイトレーヤ)はこのほど、本紙の取材に対して、4年半後の2029年6月までに、株式市場に新規上場することを計画していると明らかにした。同社は、高浸透技術「nanoPDS(ナノピーディーエス)」を搭載した美容液やクリームなどの化粧品D2Cを展開している。 同社の商品は、人気インフルエンサーのreina(レイナ)や、人気男性アイドル、人気女性モデルなど、多数の芸能人が愛用しているという。 同社は2024年2月創業。現在、「nanoPDS」の技術を搭載した高濃度ビタミンC配合美容液「NEUTRALVC37」を主力に、ECで展開している。同商品には、ビタミンCのほか、NMNやエクソソームを配合している。同商品の価格は、通常価格が税込1万9800円、定期価格が同1万6830円となっている。 稲垣正社長によると「nanoPDS」の技術を使うと、分子量が多く人間の肌表面の被膜を通しづらい美容成分でも、成分の本質を変えずに、肌に浸透させることができるのだという。 「nanoPDS」の技術を使った化粧品は、いずれも効果の実感が高く、愛用する芸能人が多いのだとしている。顧客の中心は30~50代だとしている。 同社は10月25日、「nanoPDS」配合のクリーム「VC20CREAM」を発売した。今後も、「nanoPDS」搭載の化粧品やサプリメントを続々と投入していく予定だ。越境ECも展開していく予定だとしている。
日本ネット経済新聞