顔面付近死球のアクシデント 阿南光・井坂に臨時代走 センバツ
第96回選抜高校野球大会は第2日の19日、阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で1回戦があり、昨秋の東海大会王者の豊川（愛知）と阿南光（徳島）の試合で、阿南光の「7番・捕手」の井坂琉星が顔面付近に死球を受け、治療を受けるため臨時代走が送られる場面があった。 【熱戦を写真で】豊川vs阿南光（1回戦） 阿南光の八回の攻撃で、無死一、二塁で右打席に入った井坂はバントの構えをすると、相手投手の投球を顔面付近に受けて倒れた。すぐに立ち上がったが、ベンチに戻って臨時代走が送られた。 阿南光の攻撃が終わっても治療が続き、試合は一時中断したが、井坂は治療を終えてグラウンドに戻り、試合が再開された。しかし、井坂は試合後はインタビューを受けず、病院に行ったという。【吉見裕都】
