(写真: ファミ通.com)

※本記事は、2024年9月13日にアップした記事を再編集したものです。 最大8人がステージを縦横無尽に駆け回る 【記事の画像(6枚)を見る】 　2014年（平成26年）12月6日は、Wii U用ソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』が発売された日。本日で発売から10周年の節目を迎えた。 　『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』は、任天堂から発売された対戦アクションゲーム。同年2014年9月13日発売された『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』をベースとした本作は、新たに最大8人による“大乱闘”やamiibo機能が搭載されて遊びの幅が飛躍的にアップ。ニンテンドー3DS版とデータの連動が可能だったこともあって、どちらのハードでも遊んだことがあるという人は多いのではないだろうか。 　前作からの続投キャラクターに加え、『どうぶつの森』のむらびと、『Wii Fit』のトレーナー、『パンチアウト』のリトル・マックなどのほか、Miiファイター（格闘タイプ、剣術タイプ、射撃タイプ）も本作で初登場。 　『大乱闘スマッシュブラザーズX』以降は他社のゲストキャラも参戦しているが、今回は『ロックマン』シリーズのロックマン、『パックマン』シリーズのパックマンといった面々が登場してゲームファンを驚かせた。キャラクターはニンテンドー3DS版と同じでありつつも、ステージの作りはまったくの別モノになっていたのもなかなか衝撃的だ。 　また、DLCにも初対応。さらなる挑戦者たちとして『ベヨネッタ』シリーズのベヨネッタや『ファイナルファンタジーVII』のクラウド、『ストリートファイター』シリーズのリュウも参戦した。ダウンロードファイターの発表時は、SNSなどでかなり盛り上がっていた記憶がある。 　本作はamiibo対応ソフトの第一弾。Wii U GamePadのNFCリーダーの上に好きなamiiboを置くことで、そのキャラクターを“フィギュアプレイヤー（FP）”として参戦させることができた。しかも育成までできので、じっくりと腰を据えてゲームに向き合った人は多いんじゃないかな。 　Wii U版の魅力は、先にも述べた“8人乱闘”。戦いがより戦略的に、エキサイティングなものになり、手に汗握る瞬間が格段に増えた。また、ボードを回りながらファイターを集めてパワーアップさせたファイター同士で対戦するパーティーゲーム“ワールドスマッシュ”、1戦1戦決められたお題に挑戦して報酬をゲットするチャレンジ“オーダー”も収録。ニンテンドー3DS版のプレイヤーも新鮮な感覚で楽めたはずだ。 “ワールドスマッシュ” “オーダー” 　筆者としては、ニンテンドーゲームキューブコントローラを使用できたことがありがたかった。Wii U用ゲームキューブコントローラ接続タップを使用する必要はあったが、やはり手にしっくりくるのはこれだろう。 　そのほか、大乱闘やインターネット対戦の模様を動画サイトにアップできる“リプレイ動画投稿”機能や、お題に沿って戦う“イベント戦”、ステージ上で流れる曲の出現率を調整する“オレ曲セレクト”などの要素も。なお、ニンテンドー3DSソフトおよびWii Uソフトのオンラインプレイサービスが2024年4月9日に終了したことに伴い、対戦プレイ、コンテンツの追加、お知らせの受け取りなども終了している。 　最新作は2018年12月7日に発売したNintendo Switch用『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』。歴代ファイターが全員参戦したシリーズ最高傑作との評判で、盛り上がっている真っ最中だ。未体験であればまだまだ間に合うのでぜひ参戦を。