列車が大型トラックと衝突…警報鳴る中踏切内に進入も“立ち往生”…7人負傷、乗客数百人が取り残され“被害額4億円以上” ポーランド
ポーランドで11月、列車が近づく中でトラックが踏切を無理やり渡り切ろうと進行したところ、遮断機が降りて渡れなくなり、列車が衝突してしまう事故がカメラにとらえられた。 この事故で7人が負傷し、列車や線路も破損して被害額は4億円以上にのぼるという。 【画像】遮断機が下りた踏切で起きた列車とトラックの衝突事故の瞬間(ポーランド・計5枚)
トラックが踏切で…横から列車が
ヨーロッパのポーランドで11月26日、遮断機が下りた踏切で撮影されたのは、衝突事故の瞬間だ。 当時、現場では2台の車が踏切を渡ろうとしていた。 しかしこの時、すでに列車が近づいてきたことを知らせる警報器が点滅していた状況だった。 ところが、車に続きトラックが強引に踏切に進入してきた。 トラックは遮断機をへし折り、踏切を横断しようとしたが、今度は先の遮断機に阻まれ立ち往生してしまう。 そこへ走ってきた列車が激しく衝突。 トラックははじき飛ばされ、白い煙を上げて線路脇に横転した。
列車止めようと動くも…敢え無く衝突
この時、トラックのドライバーはどこにいたのか。 事故直前の映像では、線路内で立ち往生したトラックからドライバーの男性が降りてきて、線路内をウロウロする様子が映っていた。 そして迫り来る列車に気づいたのか、必死に手を振り止めようとしていた。 しかし、列車は止まることなく、そのまま衝突してしまう。 衝突で男性は頭を抱えるも、時すでに遅し。 この事故で7人が負傷し、乗客数百人が取り残されることになった。 また、列車や線路の修理など、被害額は実に4億円以上にのぼるという。 (「イット!」 12月3日放送より)
イット!