巨体の石川を担ぎ上げることに成功した八須（撮影・三田春樹）

　博報堂出身の異色プロレスラー・三富兜翔率いるプロレス団体「PPPTOKYO」の「PPPTOKYO ～Vanquish Heaven －天空の祝宴－～」（7月9日、東京・新宿FACE）で“胸毛ニキ”こと八須拳太郎が次回大会でガンバレ☆プロレスの大家健と組んで、宿敵・大門寺崇とタッグマッチで対戦することが濃厚となった。 　この日、八須は田中将斗（ZERO1）と組んで三富兜翔、石川修司（フリー）組と対戦した。 　試合は八須と三富が先発。基本的なグラウンドの静かな展開からラ・マヒストラルで三富から取りに行く貪欲な姿勢を見せる八須だが、三富はカウント1で返す。八須と田中が好連携で三富を追い込むが、三富はチンクラッシャーで脱出すると石川にタッチ。石川は八須を豪快なボディースラムで叩きつけ、ロープに張り付けチョップの連打。代わった三富がモンゴリアんチョップからニードロップ。場外に投げ捨てると石川が八須にニーリフトから観客席に投げ捨てる。そして八須をリング内に投げ入れる。 　ここから三富と石川が八須に集中攻撃。八須がエルボーを返すが石川はニーリフト1発で八須を倒す。なおもヒザ。そして対角線ラリアット。そしてセカンドロープからフットスタンプ。カウント2で返す八須。石川が担ぎ上げるが、しのいで着地した八須がバック取る。投げられないとみるや、エルボー連打から担ぎ上げようとするが石川がこらえる。そしてロープに走ると八須はカウンターのドロップキックから担ぎ上げることに成功。スクワットからバックフリップ。

八須がスワンダイブ式ボディーアタック（撮影・三田春樹）

　代わった田中が石川と三富を蹴散らす。そして石川とエルボー合戦。田中がロープに飛ぶが石川がラリアットで迎撃。代わった三富が対角線を走りバックエルボー。逆に田中に振られるが、三富はランニングエルボーからドラゴンスクリュー。しかし田中はエルボーからDDT。 　タッチを受けた八須はスワンダイブ式ボディーアタックもカウントは2。三富と八須がエルボー合戦。ロープに走った八須を三富がカウンターのシュバイン。三富がボディープレスを狙ってコーナーに上がろうとするが、田中がカットしてトップロープから雪崩式ブレーンバスター。そこに八須がダイビングボディープレスも石川がカット。 　八須が変形バックドロップを狙うがしのいだ三富。ここで三富はヒザ十字。そして延髄斬り。代わった石川が強烈なショルダータックルで八須を吹っ飛ばす。なおも串刺しボディープレスで八須を追い込むが、田中がラリアットで救出。八須がスピアーで続き、そしてダブルブレーンバスターで石川を投げ切る。田中がスライディングD、八須はスピアー。フォールも三富がカット。