【大学選手権】九産大、福岡県勢対決を制し6年ぶりの勝利 プロ注目・浦田俊輔は3安打の活躍
<全日本大学野球選手権:九産大5-3福岡大>◇10日◇1回戦◇東京ドーム 九産大(福岡6大学)が福岡大(九州6大学)との福岡県勢対決を制し、6年ぶりの大学選手権白星を挙げた。 2回は先頭の5番北村健一郎内野手(3年=有田工)が左越えに先制ソロ。3回も相手捕手の失策から作った好機で3、4番が走者をかえし、序盤に3点をリード。6回と7回にも効果的に1点ずつ加えた。 先発右腕の水崎康平投手(3年=沖学園)は6回無失点と好投した。 プロ注目の1番浦田俊輔内野手(4年=海星)は5打数3安打の活躍だった。1回に盗塁死もあったが、5回には盗塁を決めた。刺されてしまったが、浅い右飛で本塁生還を狙うなど走塁を含めて積極的なプレーを披露した。 福岡大は8回に2点、9回にも1点を返したが反撃及ばず、敗れた。 九産大は次戦、星槎道都大-仙台大の勝者と12日に対戦する。 浦田は「三振をしないことを意識しているので、簡単にアウトにならないような打席を展開していけたので良かったです」と明かし、「まずチームを勝たせることが大事なので、しっかり先頭としての役割とか、ショートでみんなに声をかけたりとか、チームを鼓舞してやっていきたいです」と意気込んだ。 大久保哲也監督(61)は「もう1つ1つ勝つだけです」と話した。