山火事でレイカーズ八村塁は試合中止 サッカーNZ代表は自宅全焼などスポーツ界も深刻影響
米プロバスケットボールNBAは9日に「過去最悪」の山火事に見舞われているロサンゼルスで同日開催予定だった八村塁のレイカーズとホーネッツの試合を延期すると発表した。英メディア「BBC」によると、住民約18万人が避難を余儀なくされているという。代替日は未定。 NBAは「この困難な時期にNBAファミリー全体がロサンゼルスのコミュニティーに思いとサポートを送る」とし、レイカーズは「ロサンゼルスのことは心が痛む。想像を絶する状況の影響を受けたすべての人々に思いを寄せている。そして最もお互いに必要としているときに団結してくれた救急隊員ら全員に感謝の意を表する」との声明を発表した。 8日に北米プロアイスホッケーNHLのキングズ―フレームズも山火事の影響で延期されるなど、スポーツ界にも深刻な影響が出ている。NBAクリッパーズのスター、カワイ・レナードは避難した家族と過ごすためにチームを離脱。サッカー女子のエンジェル・シティーでGKスタンボー華と同僚のニュージーランド代表DFアリ・ライリーは自宅が全焼した。SNSに焼けた住宅地の写真とともに「これは現実なのか」と投稿した。
東スポWEB