「高校生リバースメンター」の3人が武見厚労相を訪問
群馬県が去年、全国で初めて導入した、知事に政策を提言する「高校生リバースメンター」の3人が、今度は、国に提言するため、武見厚労相を訪ねました。 高校生のうち、1人は、日本に住む外国人が安心して適切な医療を受けられる仕組みを去年から検討していて、公的な「医療通訳センター」を作り、色々な言語に対応することなどを提言しました。 別の2人は、子宮けいがんを防ぐためのワクチン接種の普及をテーマとしていて、若者に人気のインフルエンサーによる講演会を学校で行うことや学校での接種を可能にすることなどを提言しました。 去年、これらの提言を受けた山本知事が「一部はすでに県で実現し、今後も取り組む」と話すと、武見大臣は、「医療通訳の仕組み作りは、厚労省としても積極的に協力したい」、「子宮けいがんワクチンについて、接種対象者と同じ世代の皆さんが働きかけるのは効果がある」などと答えました。