「学校に行きたくない」と言われたら…子どもを休ませる?休ませない? ママが実践する行き渋りの“意外な解決策”とは
仕事がある日に休ませるママは少数派!
〈アンケートに寄せられたコメント〉 「仕事に行かなくちゃいけないので悩みますが、休ませることもある」 「子連れ出勤にする」 少数派ではありましたが、ママ自身もお仕事を休んだり、在宅にしたりして、学校を休ませる方もいらっしゃいました。 お仕事の内容にもよりますが、ママだけではなくパパも、もっと柔軟な働き方を選べるようになれば良いなと思います。
子どもに取り入れたい有給制度とは?
アンケートを取る中で知ったのが、子どもの有給制度! なんと、大人の有給制度と同じように、年に数回「学校を自由に休める日」を作っておくんだとか。 これ知ってましたか? 私は初めて聞いて驚いたのですが、「私も取り入れてます」という方も多かったので、意外にメジャーなのかも……。 〈有給制度を取り入れている方のコメント〉 「お守りのようにとっておいて、一度だけ使いました。次の日からまた元気に登校してくれた」 「学校に行きたくない、と言うことが激減した」 「自由に休める日があることで、子どもの気持ちが楽になっている様子」 実際に、お子さんの有給制度を取り入れている方の話によると、皆さんとても良い影響になっているとのこと。 有給制度といっても、「年に1回だけ」「年に4回OK」「事前申請制」など、家庭によって独自のルールがあるようです。目から鱗の、この制度。無理のない範囲で取り入れてみるのも良いかもしれません。
でも、休ませるのは勇気がいる
私たち親世代は、どうしても「学校を休ませる=ダメなこと」と思ってしまいがち。「体調が悪いわけでもないのに休ませるなんて、学校の先生に良く思われないかも」「ただ甘やかしてるだけではないか」と、私も悩んだことがありました。 もちろん、子供の性格や家庭環境、「休みたい」と言う理由や頻度によって、親の対応は変わってきます。状況によっては、学校を休ませるのではなく、行けるように促した方が子どものためになることもあるでしょう。 でも、子どもが本当にSOSを出していると感じるのなら。思いきって、学校を休ませてみるのも良いのではないでしょうか。何より大切にしたいのは、子どもの心のケアだなと感じます。それでも判断に迷ってしまうなら、こういったチェックリストを活用してみるのも良いかもしれません。(参考:学校休んだほうがいいよチェックリスト) 私たち親が、ほんの少し「休ませる勇気」を持つこと。そして、学校や社会全体が「子どもが学校を休むこと」に寛容になること。そうすれば、もっと、休み明けを負担に感じる親子も減るのではないかなと思います。
【Profile】すみれ(@suuuumam0513)
小6・小4男子の二児の母。息子2人はおうち学習を中心に、幼児教室に通いながら小学校受験を経験。 自身は中学受験を経験し、私立中高一貫校を経て大学へ。出産を機に退職し、現在はフリーランスで企業のインスタ運用を受託。 2023年より教育ママ達が集まるコミュニティを運営中。 著書に「【幼児教室では身につかない】小学校受験 家庭でできる22のこと」(Amazon kindle)
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