友好姉妹提携 ブラジル・リオグランデドスール州知事が来県
びわ湖放送
滋賀県と友好姉妹提携を結ぶブラジル・リオグランデドスール州のエドゥアルド・レイテ知事が、18日、来県し、滋賀県と、ともに湖の重要性を世界に発信していくなどとする確認書に署名しました。 18日は、大津市内のホテルで、ブラジル・リオグランデドスール州のエドゥアルド・レイテ知事と三日月知事の会談が行われました。 リオグランデドスール州には、びわ湖の15倍の広さがあるブラジル最大の湖・パトス湖があり、滋賀県とは、湖のつながりから、1980年に友好姉妹提携を結んでいます。 そのリオグランデドスール州は、今年4月から5月にかけて、大洪水に見舞われ、179人が死亡・約240万人が被災しました。 18日は、こういった気候変動の影響で頻発する自然災害をともに乗り越えていけるよう、治水に関する知見の共有を進めることや「世界湖沼デー」の制定など、連携して、湖や沼の重要性を世界に発信していくなどとする確認書にそれぞれの知事がサインしました。 また、滋賀県で募集している洪水被害支援金の今月15日時点分104万622円が、リオグランデドスール州に贈られました。 このあと、レイテ知事らは、びわ湖の客船「リオグランデ」に乗り込み、船上で県内に住むブラジル人との交流やびわ湖の視察を行いました。 滋賀県とブラジル・リオグランデドスール州の友好姉妹提携は、来年45周年を迎え、来年は、滋賀県からブラジルに訪問団が訪れる予定です。
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