J2カターレ始動 2月の開幕戦へ練習
サッカーJ2カターレ富山は6日、富山県総合運動公園屋内グラウンドで、2025年シーズンの新体制となってから初めての練習を行った。小田切道治監督は11年ぶりとなるJ2の舞台に向け「既存の選手と加入選手をうまく融合させ、1点にこだわってやっていく」と語った。 練習開始に先立ち、左伴繁雄社長が「J2は通過する場所。速さ、強さ、正確さを極めてほしい」とあいさつした。新加入の14人を含む選手36人のうち、34人が参加。リラックスした表情で約2時間、ランニングやパスなどで汗を流した。 J3FC大阪から加入したFW武颯(たけはやて)は、20年に富山でプレーしており、「チームはしっかり強くなっている。自分の成長した姿も見せたい」と意気込んだ。 チームは2月16日、松山市のニンジニアスタジアムで愛媛との開幕戦に臨む。FW碓井聖生(しょうせい)(上市町出身)は「自分たちのサッカーをすればJ2でも結果は付いてくる。チームで1桁の順位、個人では得点王を狙いたい」と闘志を燃やす。
チームは1月13日から約1カ月間、大阪府や高知県で春季キャンプを行う。