最も集客したクラブは? Jリーグ観客数ランキング54位。2万人収容で2000人以下…。かつては3000人超えも
2024シーズンの明治安田Jリーグは全日程を終えた。長い戦いの中でそれぞれのクラブに紆余曲折があったが、シーズンを通して最も多くの観衆を動員したクラブはどこなのか。J1~J3の全60クラブのホームゲーム入場者数を集計してランキング形式で紹介する。
54位:カマタマーレ讃岐 本拠地:Pikaraスタジアム 収容可能人数:22,338人 平均入場者数:1,949 2014~2018シーズンまではJ2を舞台に戦っていたカマタマーレ讃岐。J3では6シーズン目となる今季は、序盤に大苦戦を強いられた。開幕から12試合で白星なしの状況が続き、第10節にギラヴァンツ北九州と引き分けた時点でリーグ戦最下位に沈んでいた。 しかし第13節ホーム・アスルクラロ沼津戦で勝ち点「3」を獲得すると、そこから大きく巻き返す。一時は13位まで浮上し、最終的に16位に着地した。 第36節まではJ3残留が確定していなかった影響か、スタジアムへの入場者数はシーズン後半にかけて増えている。 第27節のFC岐阜戦からのホーム6試合で入場者2,000人を割ったのは、第33節のテゲバジャーロ宮崎戦のみである。最多入場はホーム最終節のFC今治戦で、平均の1,949人を大きく上回る4,579人が来場した。 しかしやはりJ2時代と比べると寂しく、7勝しかあげられず単独最下位でJ3降格を決めた2018シーズンでさえ平均入場者数は3,073人を記録している。J2で戦った4シーズンのうち3,000人を割ったことは一度もない。 3部と2部で注目度が異なることは言うまでもないが、クラブの動員ひいては収入を考えると、少しでも上のカテゴリーで戦うことは重要だ。讃岐はJ3に降格してから順位を一桁で終えられたシーズンがなく、浮上のきっかけを掴みたいところだ。
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